- 私立の面接で聞かれる内容
- 具体的な解答例
- 面接の不安を克服する対処法
あなたは面接試験が得意ですか?
僕はめちゃくちゃ苦手です。
自分で何を言ってるのかわからなくなります…。
きっと同じようにペラペラ答えられない人もいると思います。
なので僕の経験をもとに、実際に面接で聞かれた質問と、対処法を記事にしておきます。
まだ応募したい私立学校が決まっていない方は、転職エージェントに探してもらう方法もあります。
申し遅れましたが、僕、秋山ヒロの経歴は下記のとおり。
- 公立は、2県(地方と関東圏)でストレート合格
- 中学校で11年間勤めたあと、私立高へ転職
- 私立では専任で採用。1年目から特別進学コースを担当
面接は苦手ですが、採用試験では3回合格しているので、それなりに信頼性はあるかと。
この記事を読むことで、自信を持って面接試験に臨むことができますよ。
私立の教員採用での面接内容はこれ
僕が実際に質問されたのは以下の質問でした。
- 筆記試験の出来具合はどうでしたか?
- 志望動機は?
- 本校に持っていたイメージは?
- 本校の建学の理念についてどう考えているか?
- 大学で学んできたこと(卒論の概要)は何か?
- 本校で生かせるあなたの強みは何か?
- 本校ではどの分野(進路や部活など)で働きたいか?
- 勉強が苦手な子に対してどのようにアプローチするか?
- 公立での働き方改革は進んでいるか?
- 最後に、逆に聞いておきたいことは?
参考までに、僕の回答も下に書いておきます。
ちなみに、面接の形式は以下の通り。
- 方式:1対5
- 面接官:管理職3名、理事長、副理事長
- 時間:約20分
面接での実際の回答
それぞれの回答と、僕なりのポイントを書いておきます。
筆記試験の出来具合はどうでしたか?
緊張をほぐすための第一問だったので、シンプルに事実を答えました。
志望動機は?
私は進路指導に力を入れたいと考えています。
少数精鋭の特別進学コースを開設している御校ならば、私の強みを生かせると感じました。
あなたがやりたいことと、学校がこれからウリにしていきたいことが一致していたらOKかと。
本校に持っていたイメージは?
一番はスポーツが強いというイメージです。
世界的に活躍したアスリートも卒業生にいますので、そこが強みだと思っていました。
また中学から大学まである学園なので、内部進学もできて進路にも困らないイメージです。
相手が答えてほしいであろう内容を答えました。
ぶっちゃけ、僕の正直なイメージは心にしまっておきました。
本校の建学の理念についてどう考えているか?
地域を愛する人材を育成するという理念に共感しました。
僕も「自分のふるさとを愛し、恩返しをしたい」という考えを育てることは、教育の目標の1つだと考えています。
建学の理念は必ずチェックして、答えを用意しておきます。
ぶっちゃけ当たりさわりのない回答でOKです。
理念への共感が最大のアピールポイントではありませんから。
本校ではどの分野(進路や部活など)で働きたいか?
自分がやりたいことと、学校が欲しいであろう実績をあわせて答えました。
勉強が苦手な子に対してどのようにアプローチするか?
スモールステップ式で指導をしていきます。
どんな子も「わかるようになりたい」という思いは必ず持っているので、できるところから始めて自信をつけていきます。
自己アピールを求められたら「スモールステップ式指導が得意」と言おうと準備していました。
その内容をもってきました。
最後に、逆に聞いておきたいことは?
学校の望む未来に向けて「一緒にがんばる存在になりますよ」という思いで質問しました。
ビジョンを問うのはけっこうアリです。同じ未来を見すえることができますからね。
私立の面接に自信がない人へ!3つの不安に対処する
自信がない人でも、次の2つをしっかり準備しておけば大丈夫。
- 志望動機
- 自己アピール(強み)
この2つさえ自分の言葉で話せたら、あとはなんとかなります。
面接への不安対処①:緊張してもOK
緊張=悪ではありません。
「緊張するほど真剣に試験を受けてくれている」と、謙虚さにつながるからです。
もしあなたが「まあ採用されたら考えようかな〜」という適当な気持ちで臨んでいたとしたら、緊張しませんよね。
面接官も人間ですから、緊張して声が震えたとしても理解してくれます。
「緊張するほど一生懸命」だと、プラスに理解しましょう。
面接への不安対処②:答えにつまってもOK
答えがスラスラと出てこなくても、減点されることはありません。
ぶっちゃけ、「すみません、勉強不足で答えられません。」と正直に言ってもOKです。
適当に話して聞かれたこととズレるより良いと思いませんか?
どうしても答えにつまる質問がきたら、次の2つのどちらかにつなげてしまいましょう。
- 志望動機
- 自己アピール(強み)
具体的には、以下です。
- 長所は?→自己アピールにつなげる
- 短所は?→自己アピールの内容を裏返して言う
- なぜ公立ではなく私立へ?→志望動機につなげる
このように、「志望動機」と「自己アピール」の内容から抜粋してしまいましょう。
面接への不安対処③:ハッタリはかましてOK
ハッタリは全然OKです。
なぜなら、採用されてから実現させれば良いから。
僕は面接で「難関の国立大学に進学させられるの?」と聞かれたので「はい!できます!」と即答しました。
で実際に採用されて、特別進学コースを担当しました。
面接官も覚悟を聞いているだけです。
むしろ「自信ありません」と答えるほうがダメかと。
【後日談】ハッタリが評価されていた
あとから聞いたところ、即答したことが評価されていたとのこと。
トップの理事長が「しっかりしている」とプラス評価してくれていた事実を教えてくれました。
ハッタリは自分へのプレッシャーとして考えればOKです。
ちなみに、僕の私立転職の全てを詰め込んだnoteもありますので、もうちょっと知りたい方はどうぞ。
それでも面接が不安な人に!おすすめの本3選
僕も面接に自信はないので、今でも勉強してます。
最近良かったのは以下の3冊です。もし良かったらどうぞ。
- ・採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する…採用する側の目線を学べます。最初の1冊向け。
- ・メンタリストDaiGo『メンタルハック大全』…コミュニケーションが上手くなる方法を解説。
- ・成功する転職面接 成否の9割は「準備」で決まる…初転職の人こそ見てほしい。
おまけ:公立の教員採用との違いはそれほどない
僕は両方経験しましたが、教員の採用試験にそれほど違いはありません。
詳しくは下記の記事にまとめました。知っておくだけで、1歩リードできるかと。
ぶっちゃけ、あなたがどちらに向いているかで決めれば良いと思います。
教員採用は面接で勝負!
ということで、あとは行動しましょう。
答えを作って、練習です。
もう一度、僕が教員採用の面接で聞かれた質問をまとめます。
- 筆記試験の出来具合はどうでしたか?
- 志望動機は?
- 本校に持っていたイメージは?
- 本校の建学の理念についてどう考えているか?
- 大学で学んできたこと(卒論の概要)は何か?
- 本校で生かせるあなたの強みは何か?
- 本校ではどの分野(進路や部活など)で働きたいか?
- 勉強が苦手な子に対してどのようにアプローチするか?
- 公立での働き方改革は進んでいるか?
- 最後に、逆に聞いておきたいことは?
どれも、次の2つの答えを用意しておけば、だいたい答えられます。
- 志望動機
- 自己アピール(強み)
僕が提出した「自己アピール文」をはじめ、転職までの全ての流れは以下のnoteにて掲載しています。
こんなニッチなnoteなのに35部以上購入いただいています!
まだ応募する私立が決まらない方は、転職エージェントに応募先を探してもらいながらサポートしてもらう方法もあります。
無料であなたのかわりに求人を探してきてくれますよ。
まずはできることから今すぐやってみましょう。
あなたが採用されるよう応援しています!