「教員ってブラックなんですよね?」
「教員免許はとったけど、正直なりたくないんです。」
「とはいえ、就活は何か怖そう。」
「誰かに就活サポートしてもらいたい!」
この記事では、こういった疑問に答えます。
この記事でわかるのは、下記の内容です。
- 教員免許だけでもOKな理由がわかる
- 教員の働き方のリアルな状況がわかる
- 教員になりたくない人向けの仕事がわかる
- 就職活動で不安にならない方法がわかる
この記事では、「教員になりたくない人が進むべき道」がわかります。
なぜなら、僕は公立教員を退職していますし、教育学部の同級生には「教員にはなりたくない」と民間へ行った友人がいるから。
僕、秋山ヒロの経歴は下記のとおり。
年齢 | 仕事 |
24歳〜30歳 | 公立中学校(学力上位校) |
30歳〜35歳 | 公立中学校(教育困難な有名校) |
36歳〜現在 | YouTube開始 私立高校へ転職 |
37歳〜 | 副業でWebライター開始 |
公立中で11年、私立高校で3年間働いてきました。
というリアルな未来が見えてきたので、記事にしてみました。
公務員おすすめ!とかかれたサイトもありますが、この記事はむしろ逆です。
「教員は毎年給料が増えるから、安定じゃん」
「民間より給料いいでしょ?」
と言われますが、実際そうではありませんし、僕はおすすめしません。
教員にはあまりなりたくないと考えている人は、最後まで読んでみてください。
※前置きはいいから「おすすめのルートをしりたい!」という人は、「教員になりたくない人向けビジネススキル3選」「【無料】急な就活スタートこそ、プロのアドバイスを受けよう」をクリックすると該当箇所にとびます。
教員になりたくないなら教員免許だけ取ればO.K
結論、教員にならなくても「教員免許だけ取得」はアリです。
理由は、下記の5つ。
- 免許の有効期限が無くなったから
- 教員の労働環境がブラックすぎだから
- 新卒カードは一生に一度だけだから
- 稼ぐスキルが身につかないから
- 「収入増加&安定」は人生前半だけだから
それぞれ1つずつ、解説しますね。
理由①:免許の有効期限が無くなったから
2022年7月1日から、教員免許の更新制がなくなりました(※)
出典:文部科学省「令和4年7月1日以降の教員免許状の扱いについて」
今までは、どうせ失効するし教員免許ムダだよね、と考えられていました。
これからは「一生使える免許」になったので、取得しておいて損はないかと。
※出典:文部科学省「教員免許更新制」
理由②:教員の労働環境が終わってるから
ぶっちゃけ、今教員になったらブラック労働を避けられません。
もちろん僕が大学生のときも「先生は労働時間が短くてホワイト」とは思っていませんでしたよ。
でも、以下の事実を知りませんでした。
- 残業代は0円
- 振替の休みなし
- 部活動は勤務時間に終わらない
- 給料は毎年あがり続けるわけではない
こういった「ブラック労働の根源」を教えてもらわず、現場に入ったんですよね。
結果、上記のようなブラック労働を「当たり前」と思ってました。
ホワイトになる日が来たら、教員になろう
最近では、働き方改革がほーんの少しずつ進んできているようです。
それまでは教員にならなくて大丈夫です。
免許も失効しませんからね。
理由③:新卒カードは一生に一度だけだから
教員採用試験は59歳まで受けられます。
しかし、「新卒」である年は一生で一度です。
その大事な「新卒カード」は、教員よりも就職が難しい民間企業に使うべきかと。
・実務経験ゼロでも就職できる
・就職後に育成期間がもらえる
・そもそも新卒しか採用しない会社も存在する
上記いずれも、教員になると得られないメリットです。
新卒カードで就職したい会社があるなら、まずはそちらにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
希望の会社がないなら、適職診断を受てみよう
これから就職先を探すなら、まずは自分に向いている仕事を探してみましょう。
有名なのは、以下の2つです。
- ASSIGN:A.Iがあなたの価値観から、天職を見つけてくれる
- フューチャーファインダー:新卒限定。心理学分析で求人をマッチングしてくれる
どれも無料で診断できます。
いくつか診断を受けておくと、自分に向いた仕事が探しやすくなりますよ。
理由④:稼ぐスキルが身につかないから
教員は「社会を知らない」とよく言われますが、それはビジネス経験がないからです。
- 教員のスキルだけでは、お金を稼げない
これが事実かと。
ビジネススキル+教員免許なら、食いっぱぐれる確率が下がります。
教員になると、教員をやめられなくなる
ビジネススキルがないと、教員以外の仕事ができなくなってしまいます。
- 先生同士の人間関係がつらい
- 保護者対応がつらすぎる
- 残業が多すぎてつらい
こういった場合も、我慢せざるを得なくなってしまうでしょう。
民間企業で働き、ビジネススキルを身につけておけば、いざというとき転職しやすくなります。
理由⑤:人生後半は安定していないから
ビジネスができない教員は、定年後に人生が不安定になります。
貯蓄を崩しながらの生活になるから。
定年になっても、孫に小遣いを渡せるくらいは稼ぎたいよなぁ。
若いうちに”稼ぐスキル”を身につけておくべきですよね。
教員になりたくない人におすすめビジネススキル3つ
僕があれこれ試した結果、次の3つがおすすめです。
- 簿記
- Webライター
- 営業職
ぶっちゃけ、教員免許を取得できる学力があれば誰でもできます。
1つずつ解説します。
①簿記【義務教育レベルで必要です】
簿記の知識があれば、決算書を読めるようになりますよ。
決算書は別名「会社の健康診断書」とも言われるくらい、大切なデータです。
教育活動には、ビジネスの収入も支出もありませんからね。
僕も使った「みんなが欲しかった! 簿記の教科書」なら、難しい仕訳け作業もイラストで説明してくれます。
ちなみに我が家の妻も、未経験からこのテキストで3級取得してます。
②Webライター
文章を書くのが好きなら、Webライターが合っています。
- ものごとをよく考える
- 文章を考えるのが苦ではない
- 気になったことを調べるタイプだ
いずれかに当てはまれば、ネット上で文章を執筆する「Webライター」になれるかと。
とはいえ、「そんなの自分には無理」と思いましたよね?
僕もそう考えていました。
でも、一歩踏み出したおかげで、Webライターをできています。
最初は全然うまくいきませんでしたが、今では月20万くらい収入を得ています。
ぶっちゃけ、特別な才能は不要かと。
コツコツ書く練習を積み重ねれば、誰でもできるのがWebライターの強みです。
でもWebライターって、どうやって仕事をもらってんの?
簡単な始め方は、クラウドソーシング(オンライン外注サイト)ですね。
クラウドソーシングで様子を見てみよう
出典:クラウドワークス
とりあえずクラウドソーシングに登録して、どんな仕事が募集されているのか見てみると良いかと。
初心者におすすめなのは、下記の2つ。
僕は普段、クラウドワークスのほうを使ってますが、どちらも違いはありません。
無料で登録できますし、どんな仕事があるか見るだけでもOKですよ。
何もしないのが、一番損です。
上記2つにサクッと登録して、「ライティング」の仕事を見くらべてみましょう。
③営業職【コミュ力が生かせる】
教員免許のために学んだ「コミュニケーションスキル」や「心理学」を生かせますよ。
そもそも、営業ができれば何でも売ることができます。
営業は「相手のニーズをくみとって、適切な商品を提案すること」だからです。
でも「ニーズをくみとる」は、教員のオハコですよね。
家電レビューのブログを見て、そのままポチってしまうこと…ありますよね?
そのポチらせる文章も、webライターの営業スキルと言えます。
- 営業職:対面での販売スキル
- Webライター:ネット上での販売スキル
こんなイメージですね。
偏差値50以上のあなたなら、勉強しつつスキルを高められる営業職はけっこう向いているかと。
【無料】急な就活スタートこそ、プロのアドバイスを受けよう
教員になるか迷ったうえでの進路変更。不安なのが、就職活動ですよね。
- 就職エージェントなら、無料でプロのサポートが受けられる
プロがサポートしてくれる就活を想像してみてください。
絶対に1人よりもラクに進められますよね。
新卒向けのサービスで有名なのは、以下のサイトです。
- dodaキャンパス:求人が業界最大クラス。とりあえず登録して損はなし
- ウズウズ新卒:書類添削と面接練習に強い。コミュ力に自信がない方はこれ
- UZUZ理系:理系に特化した就職を支援してくれる。内定率86%と高い水準
- アスリートエージェント:スポーツ経験者専用の就活サービスで実績No.1
初期費用もかからないので、使ってみて「合わないな」と思えば、そのまま断ればOKです。
行動しつつ悩みましょう
というわけで、あとは行動あるのみです。
教員にならない選択は全然問題ありません。
しかし、第一歩を踏み出してみないと、何が合っているかはわかりません。
どれも課金はありませんし、登録して様子を見てみるだけでもOKです。
最後に、もう一度あなたが起こすアクションをまとめておきます。
- テキスト「簿記の教科書」(楽天はこちら)で勉強
- YouTubeで復習(公認会計士ふくしままさゆきさんのチャンネル)
- クラウドワークスに登録→仕事内容を検索してみる
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- ウズウズ:理系学生の就職を支援してくれる。内定率86%と高い水準
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どれも行動しながら悩めば良いので、始められそうなことからスタートしてみませんか。